下肢の中足骨骨折に伴う足関節の機能障害:12級(80代女性・福岡県)

下肢の中足骨骨折に伴う足関節の機能障害に関して、可動域計測前にひと仕事をして、12級を獲得した事例

⑴ 事故の概要と障害内容
  横断歩道のない道路を横断中、右方から進行してきた普通乗用自動車に跳ねられ、
 右第3・4・5中足骨骨折の傷害を負い、同部位の関節機能障害が残存した。 

⑵ 立証上の問題点と着眼点
  クライアント様は、83歳という高齢でもあり、足趾の可動域計測に際し、
 健側足趾も加齢により拘縮し、左右差が出にくい状態でした。

⑶ 立証作業
  医師による関節可動域の計測前に足趾の柔軟体操が必要と判断しました。
  そこで、検査数日前より、健側足趾のストレッチを行って頂き、計測直前まで
 健側足趾の可動域を参考可動域に近づけました。
  そのうえで、検査にも同行させて頂き、医師に健側が多少、拘縮している旨を
 告げて、計測をしていただきました。
  その結果、第3.4.5趾の患側各MTP・PIP・DIPがいずれも健側可動域の
 2分の1以下に制限されている結果を立証するに至りました。

⑷ 認定結果と感想
  結果は、予測通り12級と認定されました。
  これは、経験値の勝利と言えます。
  なによりも、事前の模擬計測が功を奏しました。
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