大腿骨転子部骨折による可動域制限:10級11号(80代女性・福岡県) ※他部位との併合により、併合9級認定

大腿骨転子部骨折による可動域制限、短縮障害を異議申立手続きにより、
併合9級を認定。

⑴ 事故の概要と障害内容
  道路を横断中の歩行者(受傷時81歳・女性)が、左方より進行してきた
 普通乗用自動車に跳ねられ、左大腿骨転子部骨折の重傷を負い、左股関節痛
 並びに左股関節拘縮により、高度(健側に対して2分の1以下)の可動域制限が
 残存した。

⑵ 立証上の問題点と着眼点
  被害者は、大手弁護士事務所において後遺障害申請手続きを依頼した結果、
 高度の可動域制限を否定され、局部に神経症状を残すものとして、14級と
 認定された。
  同弁護士事務所からの依頼により、当事務所において異議申立手続きを
 行うこととなったが、一番の問題点は骨折部位が、大腿骨の転子部であった
 ことだ。
  大腿骨は上部から、大腿骨頭⇒頸部⇒転子部⇒大腿骨へと繋がるが、
 転子部は、一般的に大腿骨の可動域に影響を及ぼさない部位であるため、
 認定判断は14級となるケースが大半である。
  但し、例外もある。
  着目すべき点は、「骨折による短縮障害が生じているか」である。
  大腿骨が短縮していれば、佇立や歩行の際、短縮側に荷重が掛かるため、
 常に疼痛が生じ、関節が拘縮するのである。
  これを立証することで、事態は大きく変化する。
  そのため、すぐにクライアント様と面談を行った結果、予想どおり、
 歩行の際、跛行していたのだ。
  あとは立証のみ・・

⑶ 立証作業
  クライアント様に同行し、医師面談を行い、下肢長を計測するため、
 ロールレントゲン撮影により、左右の下肢全体の単純レントゲン撮影を
 オーダーいたしました。
  さらに、医師に計測方法をお伝えし、上前腸骨棘と下腿内果下端間を
 CR上で計測して頂いた結果、健側との差が2㎝でありました。
  短縮障害は、1㎝以上で13級、3㎝以上で10級となり、2㎝の短縮は
 可動域に多大な影響を及ぼすものと判断し、その結果を踏まえて、異議申立
 手続を行いました。

⑷ 認定結果と感想
  結果は、下肢の短縮障害で13級、患側が健側に比べて2分の1に制限
 されているとして、「下肢の3大関節中の1関節の機能に著しい障害を
 残すもの」として10級、両者を併合して9級となりました。
  前職の警察官時代、検視業務に多く携わっていたことで、人体の構造に
 詳しくなっていることが、私の最大の武器です。
  認定が覆ったことで、クライアント様をはじめ、依頼を受けた弁護士の
 先生からも高い評価を得ました。
  特に、クライアント様は、痛い足を引きずりながらも当事務所まで、
 御礼に来て下さり、同行されていた息子様とともに何度も何度も頭を下げて
 お帰りになられました。
  私のみならず、職員全員に笑みが浮かんだ瞬間でした。
  くれぐれもお大事になさいませ。

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